いぼ痔の外来治療

内痔核の治療法

内痔核(いぼ痔)とは?

排便時の出血,疼痛,いぼが肛門の外に出るなどの症状で自覚されるのが「いぼ痔」です。
痔は命に関わる病気ではありませんが,生活の質に大きな影響を与えるので正しい知識を持ち,適切に対応していくことが必要です。

治療法

成人の3人に1人は,痔に悩んでいると言われています。しかし,「恥ずかしいから…」と医療機関を受診せず,悪化してしまうケ-スが多いのです。また,「治療には手術が必要」などと誤解されている方も少なくありません。
当病院の治療方法について紹介します。

内痔核には,程度によりⅠ度からⅣ度までの4段階に分類されます(Goligher分類)。
一般的には,Ⅰ・Ⅱ度は軟こうを塗る等の保存的治療,Ⅲ・Ⅳ度は入院の上,手術療法が行われています。
当病院では,「輪ゴム結紮術」を導入することで,Ⅱ度の根治性を上げ,Ⅲ度は入院手術をせず外来治療をすることが可能となりました。

「輪ゴム結紮術」とは…

内痔核の治療に広く使用されており,特殊な器具を使って痔核の根元を輪ゴムで縛ります。1週間から10日程度で痔核は壊死し脱落します。内痔核の部位には神経が無いため痛みは伴いません。

輪ゴム結紮術のメリット
  1. 外来で治療を行い,短時間(5~10分程度)で治療は終わります。もちろん日帰りも可能です。*治療は2~4回行います。
  2. 無麻酔で痛みが少なく済みます。
  3. ディスポ-ザブル(使い捨て)の製品を使用するため,清潔で安心です。
  4. 最新の治療器具「ショ-トショット内痔核結紮キット」を採用しています。

内痔核治療への提言

  • 併せての大腸癌・直腸癌の検査をお勧めします。
「排便時出血はあるけれど,いぼ痔のせいだろう」…外来診察で良く聞く言葉です。
しかし注意が必要です。排便時出血の原疾患には大腸癌・直腸癌も考えられます。
当病院では,内痔核のある患者様にも必ず腸の検査をお勧めしています。

  • いぼ痔の原因は便秘です。
内痔核治療を行っても,再発を繰り返す患者様の原因は「便秘症」に起因している場合が多いです。当病院では内痔核の治療と同時に,「便秘症」の治療を必ず行います。便秘で悩んでいる方も是非ご相談下さい。
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