骨盤内臓器脱のおもな要因
2012年02月13日
骨盤内臓器脱のおもな要因とされているのは、経膣分娩です。分娩時、胎児が、産道(膣)を通過する際、骨盤底筋が引き延ばされます。
ですから、胎児が分娩の際に長時間膣内にいる時間が長くなると、それだけ、骨盤底筋がダメージを受けるのです。
筋肉のダメージは比較的早く回復しますが、筋肉内の神経が障害を受け、骨盤底筋の収縮が悪くなるとされています。その他の要因として、肥満や、肉体的な重労働、便秘等があります。
これらが要因となり、腹圧の上昇と共に、骨盤底に負担がかかり、骨盤臓器脱を引き起こすのです。