小豆畑病院/茨城県那珂市

食生活が豊かになり交通手段が発達した現代、多くの人が「食べ過ぎ」・「飲みすぎ」・「運動不足」・「ストレス」など生活習慣上の問題をかかえており、糖尿病患者もどんどん増え続けています。
　厚生労働省の調査によると、約10人に1人は糖尿病の可能性があるという結果が出ています。
　しかしながら、「糖尿病は初期の自覚症状がない場合が多い」事から、糖尿病と気付いていない方や糖尿病と診断されても治療を受けていない方が大勢います。

・のどが渇く
・よく水を飲む
・尿の量が多い
・体がだるくて疲れやすい
・食べても食べても空腹になる
・急にやせる

糖尿病が進行すると、さまざまな合併症を引き起こします。
　(糖尿病の三大合併症)
1.網膜症(目が見えにくくなる)
2.神経障害(手足が痺れたり感覚が鈍くなる)
3.腎症(尿にタンパクが出たり足にむくみがでる)

その他にも「心筋梗塞」・「脳梗塞」・「閉塞性動脈硬化症」などの血管の病気にかかりやすくなったり、抵抗力が弱くなり感染症が治りにくくなったりもします。

当病院では、「糖尿病と診断された方」に対して、「食事療法」「運動療法」「薬物療法」を基本に治療を行っていきます(担当医師　橋爪　久美子医師 :　毎週水曜日　午前中外来)。
糖尿病の治療では、その患者様の日々の生活習慣を知ることが大切です。その患者様の「どの習慣を修正すればより血糖値のコントロ－ルができるか」「さまざまな糖尿の薬の中でどれが適しているか」など患者様とのコミュニケ－ションから、より効果な治療法を医師が患者様と一緒に考えていきます。
加えて、当病院には管理栄養士が常勤しておりますので、医師の指示のもと「具体的な食生活な改善方法・運動方法等」のアドバイスも管理栄養士がさせて頂きます。

※御質問等がございましたらお気軽に病院事務までお問い合わせください。